危機事象への対応の重要性|注目されているISO14001|企業の名を馳せるチャンス

危機事象への対応の重要性

女の人

危機の概念

平成になってから大きな震災が続いていますが、その度に危機管理の重要性が主張されています。しかし、現代社会が複雑化、多様化していくことに伴い、この危機という概念も広範囲になっています。防災はもちろんのこと、防犯、テロ対策、情報漏えい、不祥事などさまざまな危機を対象とした危機管理が必要となっています。また、危機管理という概念は、危機事象が発生した後の対応方法に重点を置く、いわゆるクライシスマネジメントと、危機事象そのもの発生を予防するためのリスクマネジメントという考え方に大別されます。例えば、情報漏えいであれば、内部統制がしっかりしていれば本来防ぐことができる事象ですので、まずリスクマネジメントが重要です。それでも、想定外の事象が起きた場合は、被害拡大を防止するためのクライシスマネジメントに移行することになります。

危機事象への備え方

危機の事象は、種類も様々ですが、発生する蓋然性、発生した場合の規模、対策に必要なコストが問題となります。蓋然性が低い事象であって、その規模が大規模である場合は、個人や会社のレベルではなく、他の対策と併用してコストを抑えたり、政府などさらに大きな機関に委ねることになります。しかし、蓋然性が低いからと言って、備えを怠ったりすると、危機予知が不十分で、被害をもろに受けてしまいます。危険を予知したり、予防したりする措置をとっておき、発生時の準備などの危機管理を行っていることが前提です。その上で、事後的に発生中の被害を最小限に食い止め、被害の拡大や2次被害を防止し、危機を収束させることが危機管理の要諦です。